前回日記以降、よく聴いたり観たりした作品。B・B・キング/ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ・DVD。ポール・マッカートニー/新作。ボニー・レイット/新作。アンナ・ポポヴィッチ/ライヴ・DVD。ラウドン・ウェインライト/新作。ジョー・ボナマッサ/ライヴ・DVD。サンタナ/ライヴ・DVD。ドクター・ジョン/新作。オールマン・ブラザーズ・バンド/新作(発掘音源)。東京ローカル・ホンク/新作。そしてザ・バンドいろいろ(マエストロ・レヴォン・ヘルム、R・I・P)。
自分にとっては、ボブ・ディラン/ザ・バンドがロックという名のマジカル・ミステリー・ツアーの始発駅だっただけに、レヴォン・ヘルムの訃報は薄々覚悟してたとはいえ、ショッキングなニュースでした。
リチャード、リックそしてレヴォン。泥臭く洗練された心に染みる素晴らしいハーモニーを、これからも一生ずっと楽しませて頂きます。YOU ARE ALWAYS LIVING IN A DREAM。
追記:オールマンズの発掘音源が凄過ぎ。手を伸ばせば届く程の生々しい距離感。かの名作「フィルモア・ライヴ」が東京ドームくらい遠くに感じます(誇張)。特にデュアンのリズム・カッティングとノン・スライド・ソロの素晴らしさには、耳が点?になるほど。あの天才デレクにして足りない何か、それが自分なりに明確に分かったような気にさせてしまう、怒涛のライヴ。スカイ・ドッグ恐るべし!
]]>全国54基ある原発中現在稼動してるのがたったの2基。この冬、計画停電はおろか節電の声すらトーンダウンを通り越して最早フェードアウトの様相。「なんだ、原発なしでもイケるじゃん!」と問うてみてもお上からは明確な返答ないまま、一方では推進派の敦賀市長さんとか公費でカニ買ってセンセイ方に配りまくってる、今日この頃です。
なにしろ安定状態宣言出したあと、炉心の温度計壊れてましたと軽く言ってのける脳内危険度レベル7なセンセイ方のこと、さてさて今後どうなりますやら。「カニのひと」、ほかにもいっぱいいそうだし。
首相にはぜひ当日、この一年間の経過、現状の報告そしてこれからの展望を、被災地に向けて自分の言葉で具体的に話してくれるものと期待しています。幸いカニは貰ってないみたいだし。でもタイ狙いの「エビのひと」とか、周りにいっぱいいそう(笑)。
ライル・ラヴェットの新作「REELEASE ME」。ほんとうにハズレのない良質なアルバムを出し続けてきたテキサス出身のSSWですが、今回もまさにライルならではの快作。ずっと彼をバックで支えてきた盟友ラス・カンケル(Dr)、ジーン・パークス(G)にマット・ローリングス(P)を中心としたツボを弁えたサウンドは、歌伴としてはもう鉄壁。センス良すぎです。
選曲もジェシ・ウィンチェスター、タウンス・ヴァン・ザント、チャック・ベリーほかカントリーやジャズのエヴァー・グリーンを織り交ぜて、噛めば噛むほど味の出る美味しさ。
ぜひ来日してほしいものですが、たぶん向こうとこちらとでの知名度の差ありすぎで、なかなか難しいんでしょうね。因みに、ライルは目下ジョン・ハイアットとジョイントで、アコースティックによる全米ツアーの最中とサイトに載ってました。涎モノの組み合わせです。
ということで、素晴らしいエイミー・ワインハウスの遺作を聴きながら・・・。
]]>2月24日(金)25日(土)26日(日)の3日間、亡父一周忌法要のため臨時休業とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくご了承のほどお願い致します。
先週は外国からロック系ミュージシャンの来日が相次ぎ、その流れでご来店のお客様がチラホラ。一応音楽バーの端くれとしては、そういう使い方をして頂けると、大げさながら店冥利に尽きますというもの。
有難うございました。
僕は残念ながら大好評だったテデスキー・トラックス・バンドもヨーマ・コウコネンも行けずじまいでしたが、クワトロのロス・ロンリー・ボーイズ初来日公演に参戦。当日券狙いだったので、いくら日本での知名度が低いとは言え、グラミーバンドの初来日しかも一夜限りとあって、まぁマーク・リボーの時みたいに門前払いだろうと半ば諦めつつ向かったところが、結構スカスカですんなり入場。TTBと同時期じゃ、ちょっとタイミング悪かったのかも。
ライヴは、旬のバンドらしい活きの良さとテキサス・メキシカンらしいイナタさとが横溢したサーヴィス精神満点のステージで、チタリン系バー・バンドの底力を遺憾なく発揮した、それはもう楽しいものでした。
ガルザ三兄弟による、何も足さない何も引かない王道スリー・ピース。巷ではギターが騒がれているようですが、何と言ってもドラムが秀逸。ドラムセットに組み込まれたパーカスを時に操りながらの、ギリギリウシロに乗っかる重いビートには、心底シビレてしまいました。
以上、エイミー・ワインハウスの素晴らしい遺作を聴きつつ、久々の更新でした。
]]>最早恒例となった新春琵琶ライヴ。今回は新曲を交えて明るくスタートです。
1/24(火) SSWジェシー バースデイ・ライヴ
19:00オープン/20:00スタート 投げ銭+オーダー
こちらも昨年に続き、全国を股に架けて活動中のジェシーの誕生日ライヴ。みんなで祝いましょう。
1/28(土) 都合により22:00オープンとさせて頂きます。
そのほか、Nちゃんの送別会やら大ちゃんのロック部DJイヴェントやらいろいろあって、賑やかな1月後半になりそうです。皆様のお越しを鶴首してお待ちしております。
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元旦いきなりのひと揺れで早速緊張感漂う幕開けとなりましたが、なにするものぞ、国境は本日より元気にスタートいたします。
で、週末の3連休は最終9日(月)のみお休みで、土日は通常営業です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今年の掃除しながらの一発目は、ランディ・ニューマン「GOOD OLD BOYS」。年が明けても、もとい年が明けるにつれますます”古さ”に磨きがかかる、そんな2012年のワタシです(笑)。
]]>世の中的にも個人的にもいろいろあった今年ですが、まぁ取り敢えずは健康で、店も例年並の数字で終えられそうで、ホッと一息といった感じです。
これも偏に、震災後の厳しい社会状況の中、足繁く当店に足を運んで下さった皆様のお陰と、スタッフ一同約2名(笑)、深く感謝いたして居ります。
震災復興も経済状況も、何も終わっていない中での新年ですが、厳しい被災地の冬を心の片隅に思いながら、粛々と歩いてゆくつもりです。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げますとともに、恙無き良き新年をお迎えくださいますよう、心からお祈り申しあげます。
穴ぐらの暮らしには もう飽きたね
暖かいけどね
そこがいいけどね
春も近いしね (by 東京ローカル・ホンク)
国境の南 羽田野 純夫/晶子
12/23(祝)は通常営業
25(日) 定休日
26(月) 貸し切りパーティ 20:00〜24:00
30(金) 最終日 習ちゃんパーティ(キャッシュ・オン)
31(土)〜新年1/3(火)までお休み
4(水)より通常営業
以上ですが、例年Xマスに弱い(笑)国境、今年の24日イヴは、軽くDJ入れてマッタリ遊んじゃいます。
どうぞお気軽にお越しください。
先日は深夜閉店後、真っ暗にしてマイルスの「アガルタ」「パンゲア」の爆音連続プレイ。ほとんど拷問ですが、やっぱり1975年のマイルスは、あまり軽々しく使いたくない言葉だけど「金字塔」。先日リリースされたモントルーのDVD観ても、隠遁前(たった1曲)と復帰後の80年代では、バンドのテンションがまったく別ものに感じました。とは言え、バップからヒップホップまでをも飲み込んだ50年弱の音楽遍歴は、何処を切ってもマイルス印、凄いの一言です。
インフルエンザがキテます。皆さまご自愛の上、残り2週間を元気にブッチギリましょう!
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12/09(金) ワールド・ミュージック忘年会
20:00頃からユルユルと夜中まで
C・O・D
毎年恒例のエル・スール・レコーズ主催ワールド・ミュージック忘年会。さてどんな「今年の一枚」が飛び出すか、楽しみです。貸切ではないので、ぜひ怖いもの見たさでお気軽にご参加ください(笑)。
ミック・テイラーが抜けてロン・ウッドが加入した、1978年ストーンズの「SOMEGIRLS」DVD。これ最高!これまでの公式映像作品の中では、個人的に一番にランク・イン!ロックン・ロールを全面に押し出した、究極のギター・バンドの雄姿が存分に味わえます。「ファーラウェイ・アイズ」で、軽く泣かせてもらいました。
あとは、ジョージ・ハリスンのDVDで、多難だった今年を優しく締めくくりたいと思います。
11月26日(土) 藤井康一LIVE ♪ウクレレ抱いた渡り鳥♪
19;00オープン/20;00スタート ¥3000(1DRINK)
という訳で、ジャンピン&ジャイヴ大王、藤井”マックヴァウティ”康一、久方ぶりの国境ソロ・ライヴです。
いつでもどこでも全力投球、抱腹絶倒ちょっぴり哀愁保証付きの楽しい夜に、ぜひお誘い合わせの上お出かけください♪
ビーチ・ボーイズ「SMILE」、ついに公式リリースですね。僕みたく、以前にもここで書いた通りいいかげんな聞き方しかして来なかった人間でも、まぁ行き掛り上買ってみようかと(笑)。
内容は、数年前の今版「SMILE」があるだけに、まぁ何と言うか、予想通りな感じ。というか、この硬質な高音域とブォンブォンした低音域は何?って感じで、自分の古いアナログ耳には、すごい違和感。
なので、残念ながら折角のハーモニーから肝心の暖か味が削がれてるような印象を受けてしまいました。ネット見ると「音質が素晴らしい」とか「見事に現代の音で甦った」とか、大絶賛のようで・・・。
やっぱり自分の耳がおかしいのか?ええ、きっとそうでしょうとも(笑)。
とりま、いいアルバムなので、小さい音でラジオ・エディットな感じで楽しんでみましょう。
]]>10/23(日) JOHN JOHN FESTIVAL LIVE
19:00オープン/20:00スタート ¥1500+オーダー
今回はフィドル、ブズーキ、ブドランetcからなるユニット、ジョン・ジョン・フェスティヴァルに、ロイヤル・ハンチングスでお馴染みの瀬戸信行君がクラでゲスト参加という構成。結構賑やかで楽しいライヴになる予感が・・・。いつもは定休の日曜日開催ですが、皆さまのお越しを、ぜひお待ちしてます。
来日目前のブラジリアン歌姫、アドリアーナ・カルカニョット。来日記念盤「サンバの微生物」が、何ともいえないほど素敵。この人の声が持つ「かそけさ」には、ほんと抗えない魅力を感じます。凄い歌手です。
本日の締めは1976年、ネヴィルズ結成の元とも言える「THE WILD TCHOUPITOULAS」。どこを切ってもニューオーリンズ印のお手本みたいなアルバム。暖まります。凄いバンドです。
皆さま、くれぐれも風邪にはご用心を!
]]>恒例のレコ・コン、今回は哀愁の秋にぴったりのファドの女王アマリアの大特集。
ついにオリジナル盤の復刻が始まる彼女の足跡を、貴重な音源で辿ります。
ご一緒に遥かなるポルトガルへの旅はいかがですか・・・。
今日のラストはジェイ・ガイルズ・バンドの「LIVE FULL HOUSE」。熱くなりたい時の強力盤。
勢いだけのプレイに見せかけながらも、リズムやブレイクに多彩なアレンジが施されていて、聴きどころ満載。メンバー全員が主役級の、聴けば聴くほどに手に汗握るスリリングな一枚。
熱くなったので寝ます(汗)。
今週8日の土曜日は有志によるフォーク・イヴェント。一応19時から23時まで貸し切りパーティ形式となりますが、歌いたい方はぜひどうぞ(笑)。そして9日10日は久々の連休とさせて頂きますので、よろしくご了承ください。
レココレ誌のレヴューで読んだ”遺作にして代表作間違いなし”の釣り文句にマンマと釣られてようやく聴けた、アンクル・ファンキーこと故コーネル・デュプリーの「DOIN ALRIGHT」。
確かに御大のケツを叩いてスタジオに引っ張り出したプロデューサーやバンドメンの熱意がひしひしと伝わる一方で、御大のギタープレイは結構ヨレヨレ。なので客観的に見れば、ファンク・ソウル・インスト・アルバムとしては、残念ながらB級作にしか聴こえませんでした。がしかし、それでもそこかしこで紡がれるコーネル印のフレーズやタッチやカッティングには往年の面影が滲み出ていて、まるで鰻の骨煎餅にも似た味わいがあり、バックバンドの美しいほどのイナタいアナログ・ライクな音色と相俟って、とても気持ちが優しくなります。
吸入器で酸素吸いながらの、ギター一筋ファンクオヤジ執念のラスト・レコーディング。代表作かどうかは知りませんが、いつまでも心に残る重くて暖かい作品。享年68歳、REST IN PEACE!
]]>以前から気になってたジョン・バトラー・トリオ。新作は2CD+DVDの大盤振る舞いライヴ盤。映像は初めて観たので、そのユニークなライヴ・パフォーマンスには、暫し目が点に。スリー・ピースながら、アコースティック11弦ギター、ワイゼンボーン、バンジョーにベース&ドラムス、曲によってディジュリドゥまで駆使して織り成す多彩な音空間は、ロックは無論、ときにファンクときにカントリーときにプログレときにトラッドと、ナンジャコイツラ感満点で、時を忘れて見入ってしまいました。ジャムバンドっぽいドラムスがグルーヴの肝ですが、アコギにエフェクターかませてマーシャルで爆音だしたり、ドラムスがコール&レスポンスで客煽ったりと、ちょっとアタマおかしいです、この人達(褒め言葉)。
ついで買いしたエリック・クラプトン&ウィントン・マーサリスのリンカーン・センター・ライヴ。こちらは躍動感もスリルも希薄で、お上品な発表会のような雰囲気。加えて主役のギターがいつものメジャー・マイナー織り交ぜてのブルーズ・ペンタなもんだから、終始浮きまくりでずっと違和感に苛まれることに。大切な魂を忘れて、うっかりカタチだけ伝承しちゃった、僕達新伝承派です、みたいなライヴ。
最後の2曲でタジ・マハールが地味に登場、なんとか”ブラック・ミュージックとしてのジャズ”な雰囲気になったのは幸いでした。御大は一度吾妻光良さんに弟子入りしたほうがいいかも。
そして2穴あるCDプレイヤーの片方には、いつでも聴けるようにニック・ロウ「THE OLD MASIC」が入れっぱなし。たぶんこの秋一番の愛聴盤、間違いなし!
]]>9/17(土) STOUT!LIVE
19:00open/20:00start
投げ銭+オーダー
国境では2回目となる、アイリッシュ・ベースのオリジナルを歌、ギターにアコーディオンで紡ぎ出すユニークなユニットのライヴです。哀愁漂うメロディの数々は、秋の夜長にピッタリ。ご来場をお待ちしております。
巷で噂のキウイとパパイヤ、マンゴーズがセカンド・アルバムを目出度くリリース。三味線、シタール、ヴァイオリン、ドラムスにベースという摩訶不思議な編成で繰り出される音楽は、レゲエ、アフリカ、ブラジル的な要素が散りばめられた、まさに多国籍(無国籍)ダンス音楽。帯に曰く「在東京、下町音楽現在形」だそうで。節電の折、こういう省エネ系で地に足の着いた楽しい楽団がいっぱい出てくると素敵です。個人的には「おてもやん」の秀逸なダブ調カヴァーがツボ。アルバム・タイトルがイカしてるので書いておきましょう。
「ワールド・ワイド・ローカルズ&アワ・ジェイ・ポップス」。
やっと時間がとれたので武蔵野美術大学「中村とうようコレクション展」へ。思ったよりもはるかに手狭な会場で、どちらかと言えば民族楽器メインの洒落た展示。なので、こんなのでお茶濁されたら、もしかして氏の膨大なコレクションはこの先、ムサビの倉庫に死蔵されたまま、なんて事になるのではと、いらぬ心配をしてしまいました。とは言え、展示されてる楽器たちの、まあなんと美しいこと!会場は無音ですがそれぞれの楽器からは、確かに暖かい音が聞こえてきました。願わくば本展をイントロとして、寄贈された全作品を一堂に会したレトロスペクティヴな企画を、ぜひとも実現してほしいものです。
帰りに、久々に吉祥寺のいせやでチョイ呑み。なまず屋でブルース聴いていた三十数年前にタイム・スリップ、思えば遠くにきたモンです(笑)。
]]>8/27(土) 「世界の音楽を聞く」レコード・コンサート
追悼:中村とうようさんの仕事
蒲田耕二/北中正和/田中勝則
15:30オープン/16:00スタート ¥1000(1drink)
当初はファド特集の予定でしたが、音楽評論家中村とうようさんの急逝を受けて、番外編として掲題の内容に変更となります。生前様々なかたちでとうようさんと仕事をしてこられた蒲田さん、北中さん、田中さんに、師とその仕事についてたっぷりと語っていただきます。
スティーヴ・クロッパーの新作は、なんと名ドゥワップ・グループ、5ロイヤルズへのトリヴュート・アルバム。まだ3回しか聴いてませんが、超カッコイイ(小学生並みの感想ですみません)。バックがデイヴィッド・フッド、スプーナー・オールダムにスティーヴ・フェローン/スティーヴ・ジョーダンという最強メンツに、スティーヴ・ウィンウッド、BBキング、ベティ・ラヴェット、ダン・ペンなどなどの歌が乗っかるという、夢のような内容。聴きどころ多過ぎで、もう大変です。デルバート・マクリントン、ルシンダ・ウィリアムズに、変わりどころではブライアン・メイも大健闘。バディ・ミラーもカッコイイし、知らなかったシャロン・ジョーンズというおばちゃんも超強力。いやはや、書き切れません。この手の企画では常連のクラプトン、コステロ、バディ・ガイ辺りを入れなかったのは大正解。
秋の夜長に相応しくない、元気一杯のアルバムです(笑)。
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