THE BYRDS
左手首に引き続き、今度は定番の左足親指に痛風の発作。いずれも軽いものでしたが連発は初体験だったのでちょっと焦りました。最初の痛風発作は1985年。この年は6月長女の誕生、8月日航機墜落事故、10月阪神タイガース日本一と、思い返せばいろんなことがありました。当時大阪暮らしだったこともあって阪神の優勝騒ぎに有頂天、無理が祟り11月仕事サボッてレコード屋(阪急東道り商店街の「LPコーナー」)にいたところみるみる左足親指の付け根が腫上がり、何とか会社までは辿り着いたもののほとんど歩行不能で使いものにならず、3日間ほど地獄を見ました。皆様プリン体を過剰発生させる尿酸の値には、くれぐれもご注意ください(笑)。
そうこうしてるうちにオリンピックも終わってしまいましたね。閉会式は仕事中につき携帯のTVを無音で観てましたが、なんかすべてがCGによる絵空事に見えて、とりわけ鳥の巣を覆い尽くす花火なんか爆撃による戦火に思えてきて、ちょっとコワかったです。唯一ジミー・ペイジの持つギブソン・レスポールだけが、自分とあの場所とを繋ぐリアリティー、みたいな感じでした。人間の身体能力を競う場にも拘らず、顔の見えない無数の人間による、人間の匂いを感じさせない巨大イベント。あっ、だから鳥の巣なのか(笑)。
ともあれ、やる側も見る側もお疲れ様でした。もちろん全力を出し尽くした選手たちには拍手喝采です。
えっとお題はバーズでしたね(笑)。ロジャー・マッギンの自宅倉庫から見つかったと言う未発表ライヴ音源「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール 1971」。1971年といえば評判悪い「バード・マニア」に続いて実質上のラスト・アルバム「ファーザー・アロング」が年末にリリースされ解散した年。しかしながら、いやだからこそか、このライヴを聴く限りはそんなことを微塵も感じさせない熱いステージを繰り広げていて嬉しくなります。特にスキップ・バッティンのベースとジーン・パースンズのドラムス(数曲でのはバスドラの乱れ打ちは尋常ではない)は、まぁ凄いの一言、バーズ史に残る熱演だと思います。
ジャケやライナーがロジャーの写真だけなのがちょっと引っかかりますが、他にも未発表音源が在るようなので今後のリリースも楽しみです。
痛風にオリンピックにバーズか・・・。脈絡無さ過ぎで失礼いたしました。
August 25, 2008 02:13 AM
8月のあれこれ
前の日記が7月31日、8月に入ってからはかつて経験ないほどの大波小波でかなりグロッキー気味、オマケに痛風がうっすら手首の関節に発症、てなワケで久しぶりの更新です。てかもうお盆じゃん!
ピーター・ゲイブリエルの新作「BIG BLUE BALL」。新作といっても彼のレーベル、リアルワールドで15年の間に録音された音源を元に構成された、広大な大空と大地を想起させる素敵なワールド・ロック・アルバム。今回日本盤の配給は以前この日記でもちょっと触れたワールド・ミュージック系インディーレーベルのライス・レコード。これ、かなり画期的なことだと思います。ライスは他にもワールド・サーキットの配給権も獲得、ますます世界の音楽が身近で聴けるようになることでしょう。今後の展開が楽しみです。
日本一の親指ピアニスト、サカキ・マンゴーの新作「LIMBA ROCK」は彼のルーツであるアフリカン・ミュージックにロックやダブの要素を加えた、今まで聴いたことのないような不思議な色彩感に溢れたアルバム。日本語の歌にはまったくもって意表を突かれ、ちょっとクセになりそう。昔ファンク・バンドをやってたというマンゴーさん、さすがのミクスチャー・センスです。別にどこかが似てるワケではありませんが、聴いてるうちに何故かじゃがたらを思い出してしまいました。倍音バンザイ!
小尾隆さんの「my favorite of UK RECORDS」が先のUS編に続いて発刊。予想道りの美しい仕上がりに加えて、このUK編では予想以上のジャケ写と文章とページ数とで、見るものをアッという間にUKロックの魅惑の世界(深い森ではありません)へと導いてくれます。個人的にはUK編のほうが圧倒的に未聴のレコード多く、今更ですが自分の青さを思い知りました。
赤いUS編と青いUK編、二冊揃って今までの音楽本の常識を静かに、しかし確実に覆す画期的な作品集の登場です。
モノを創る側の創造力と、それを受ける側の想像力。これらが相互にバランスしないと文化なんか成熟しないハズ。上に挙げたような地味ながらも着実ないい仕事を出来るだけ見逃さぬよう、せいぜい切磋琢磨して自分なりの審美眼を磨くと致しましょう。
目下の課題は「ジェロはホンモノか?」だったりします。審美眼を問われます。お願いですから「どう思う?」とか、聞かないで下さい(笑)。
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August 16, 2008 09:58 PM