国境の南 world music & bar

DIARY

October 2007>>

RAUL MIDON

またまたすっかり日記サボってしまいました。8月はお蔭様でほどほどの賑わいでしたが、今月台風で一発ボディ・ブロー喰らってから以降、まったく立ち直れません。身も心も店も極度の夏バテ状態といったところです。ふと思いついて去年のデータを見れば、9月はやっぱり暇、安心しました(笑)。ほんと何のためにデータ取ってんだよって感じです。先を読んで手を打てよ、との天の声はよく聞こえるんですが何せ知恵っちゅうもんがありません。照る照る坊主でも作りますかねぇ。

とかなんとか愚痴りつつもダラダラと駄文を連ねてきた本日記も、今回でやっと百編目と相成りました。1年と2ヵ月かかってるから約4日に一編かぁ。まあこんなもんでしょう。これでもいっぱいいっぱいだし。でも、こんないい加減な駄文でもたまにお客さんから「笑った」とか「CD買った」とかコメント頂く事もあり、世の中殊勝なかたもいらっしゃるものだと感心しつつ、たいへんに有り難いことと心より感謝しております。今後もあまり気張らずボチボチ気儘に続けていこうかと思ってますので、よろしくお願いいたします。

前述の通り夏バテでレコ屋に寄る気力も無い毎日でしたが、昨日久しぶりにレコファンへ。新譜棚にラウル・ミドンの「A WORLD WITHIN A WORLD」を発見。2,3年前の1stが良かったので迷わずレジへ。この2ndアルバム、これがまたエエんですわ、ホンマに。急に関西弁になっちゃいましたが、なんか関西弁で褒めたくなるような、暖かくてアナログチックな渋ソウル。この黒人盲目シンガー・ソングライター・ギタリスト、ギターを抱えた立ち姿が超カッコ良くて、只者では無い雰囲気を十分感じ取ることが出来ますが、今回はラテン的要素も加えて地味ながらも幅広い音楽性を披露しています。なお、一曲だけミシェル・ンデゲオチェロがベースで参加、この辺のコラボに、昨今のR&B/ヒップホップ・ソウルの流れとはまた違った(古くて)新しいソウルの芽が潜んでいるのでは?
スティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハサウェイ、カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイなどの遺伝子を確実に受け継いだラウルの暖かい歌声。秋の夜長にぴったりの一枚でした。

今日も暇そう。これからラウル・ミドン聴きながら、キツネ・ウドン食います。てか、まったくダジャレにもキレっちゅうもんがないなぁ・・・・・。没!

September 20, 2007 07:21 PM

FUSION

といってもリー・リトナーとかのフュージョンではありません。最新ソロからメイヴィスの新作、続いて初期の紙ジャケ再発と、目下「来てます!」って感じのライ・クーダーをフィーチャーした「フュージョン」というバンドの「BORDER TOWN」、待望の初CD化です。コアなファンには知られた作品ですが、僕は未聴だったのでこれは嬉しい限り。タジ・マハールの「ライジング・サン」のベーシスト、ゲイリー・マーカーが組んだバンドに同胞のライが友情参加し、1969年にアトコからリリースされた唯一のアルバム。
冒頭からライのスライド・ソロで始まるA面(CDだと5曲目まで)はR&B基調のブルース・ロックで、彼らしいイカしたプレイが随所で聴こえてきます。が、B面はガラリと趣が変わって、ジャズやラテンとまさにフュージョンした不思議な楽曲が続きます。今の耳で聴くとこのB面の5曲がなかなか新鮮です。なにせタイトルが「国境の街」ですからしてA面はこっち側、B面はあっち側みたいなコンセプトなんでしょうか。
ライは全曲参加ではないようですが、当時の彼のプレイを楽しむには十分な内容だと思いました。これで「ライジング・サン」と1stソロ「ライ・クーダー登場」との間のミッシング・リンクが、やっと繋がりました。
69年といえばウッドストックが開催されまさにサマー・オブ・ラヴの真っ盛り、サンタナやオールマンズやイッツ・ア・ビューティフル・デイ等が相次いでデヴューした年。そんななかで登場したこのアルバム、なんかうまくまとまらないけど、とにかくアイツらに出来ない新しいことやってやる!みたいな時代の息吹が確実に刻まれた一枚だと思います。

ついでにもう一枚。こちらは「GASS]というなんとも情けない名前の、ジャズ・ブルーズ・ロック・アフロをフュージョンさせたブリティッシュ・バンド、1971年リリースの唯一のアルバムのデジタル・リマスター再発。これも初めて聴きましたが、超かっこいい!ジェフ・ベック・グループに入る前のボビー・テンチがヴォーカル、ブライアン・オーガー・オブリビオン・エクスプレスのゴドフリー・マクリーンがドラムスに、2曲のみながらピーター・グリーンがギターで参加、サウンドに華を添えています。ピーター・グリーンってほんと腰の据わった艶っぽい音出すなぁ。デュアン・オールマンと共演したらどんだけ凄かったか、などと叶わぬことを思わず夢想してしまいました。FUNKY−T、いつかDJでかけて(願)。

ついでのついでにもう一枚。ミシェル・ンデゲオチェロの新作。もうこの人ときたら頭の中がフュージョン通り越してコンフュージョンって感じ。僕にはこの音楽がカッコイイのかワルイのかさえ判断できないような気分です。でも何故かもの凄く惹きこまれるのは、いったいどうして?これって、もしかして今までのポピュラー・ミュージックの概念を静かに、しかし確実に覆すパワーを持った大問題作、ゆえに大傑作なのでは。なんか凄すぎて得体の知れぬ不安感に襲われました。お手柔らかに・・・・。

ところで5日前から9月、皆さん元気に残暑を乗り切りましょう!

September 5, 2007 02:13 AM

チュラマナ イン ハワイ

「25th OKINAWAN FESTIVAL IN KAPIOLANI PARK」に出演のために先週半ばにハワイ入りしたチュラマナ一行でしたが、地元のFM数局への出演を終えたのちの昨日9月1日、ダイアモンド・ヘッドを借景に築かれた同フェス特設ステージにて、無事好評のうちに大役を終えた模様です。しかも、わが国では数年前JALのCMで一躍有名になったハワイのヴェテラン・シンガー、テレサ・ブライトに続いての登場で、なんとこの日のトリだと!いつからそんなにエラくなったんだい?いえ冗談です(笑)。

このフェス、2日間開催され確か2日目のトリはリンケン・バンドのはず。沖縄とは縁の深いハワイとはいえ、アウェイの地で日本のバンドにこうしてスポットライトが当てられるのは、やっぱり嬉しいものです。

山内アラニ雄喜さんや上原マキちゃんにしてみればかつて知ったるハワイ、いわば里帰りみたいなもんでしょうが、それだけに、特にアラニさんが本番当日ちゃんとステージに現れるのかちょっと心配してはいました(笑)。が、それも杞憂に終わったようで何はともあれ、めでたしめでたし!

明日3日には帰国の途につくチュラマナ、たくさんの土産話を楽しみにしております。あっ、土産もね。大人だしね。

September 2, 2007 08:20 PM

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